しつけ教室 2020年11月 ほたるちゃん

今回の生徒さんは生後5ヶ月のボーダーコリーの女の子「ほたるちゃん」です。足をなめ壊してしまったのでエリザベスカラーをつけての登場です。

ご家族はお父さん、お母さん、お兄さん(中1)、妹さん(小4)の4人。

おうちにはほたるちゃんのゲージがあり、誰もいない時は中にいるそうです。人が帰ってきたらゲージから出してあげるそうですが、問題なのは子供たちとほたるちゃんだけの時。
学校から帰ってゲージから出すと子供たちに対して激しく向かっていくそうです。
これは嬉しくて興奮しているのと、お散歩は夕方だけとのことなのでエネルギーがありあまっている状態なのだそう。

ボーダーコリーは助走をつけなくても高くジャンプできる犬種です。これからほたるちゃんはどんどん大きくなるので、お子さんの顔に口が届いてケガをさせてしまう可能性があり危険です。お互いのルールがわからない状態で犬と子供を留守番させないほうがいいとのこと。

犬と子供とのお互いのルール作り。ゲージから出た時にどのようにしたら落ち着いていられるかなどを先生は教えて下さいました。

犬のトレーニングは芸のようなものをさせるために行うわけではなく、犬と人の意思疎通のために行うそうです。そしていけないことをした時に叱るより、いいことをしている時にこそ褒めるべきだと先生はおっしゃいます。

中型〜大型犬と暮らすと、ちょっとした事が大きな怪我につながってしまう場合があります。

特にお子さんのいる家庭では犬と人との正しい関係を作り、安全で楽しい犬との生活を送ってほしいですね。

担当<井上>