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リガシュアによる去勢•避妊手術とは

一般的な去勢・避妊手術では、精巣や卵巣・子宮の血管を縫合糸(絹糸やナイロン糸など)で結紮し、その縫合糸は体内に残ることになります。
ところが、近年の獣医学会や論文で、体内に残った糸が引き起こす「異物反応性肉芽腫」という病気が数多く報告されています。


■■■ 異物反応性肉芽腫


去勢・避妊手術が無事に終わっても、数ヶ月後あるいは数年後になって、 手術部位付近が赤く腫れたり、おなかの中にガンのような大きなしこりが できたり、ひどい場合には皮膚に穴があいてしまうことがあります。
これらは、体内に残っている糸に、過剰な異物反応を起こした結果起きる病気なのです。こうなってしまった場合、肉芽腫と残った糸を摘出するために再手術を行う必要があります。


■■■ 体内に糸を残さない去勢・避妊手術


当院では、「体内に糸を残さない去勢・避妊手術」をおすすめしています。
ここ数年、人間の手術でも使われている「 LigaSure System (リガシュア) 」を2007年1月に導入し、安全に、そして確実に血管をシールし、体内に糸を 残さない去勢・避妊手術が可能になりました。
この「 LigaSure System (リガシュア) 」を使った手術は手術時間も短くなりますから、手術や麻酔による負担を減らすこともできます。


「リガシュア」は、特殊な電気によって素早く、確実に血管を閉鎖する装置です。